株式会社鈴木製畳 鈴木 拓也 × 前畑点心堂 前畑 慶之
こんにちは、2014年度会員交流委員会、(株)鈴木製畳の鈴木拓也です。
第5弾となります会員企業リレーですが、今回は地域・OB交流委員会 前畑点心堂 前畑慶之さんを紹介させていただきます。
前畑点心堂とは
創業明治28年、老舗中の老舗で昔ながらの製法で作られるなんとも懐かしい味わいのお菓子が揃っています。『お客様にお菓子を食べて笑顔になってもらいたい』そんな前畑さんの想いが詰まったとても素敵なお店です。
特に高山市の銘菓である栃の実煎餅はここ、前畑点心堂さんが元祖で今も昔も変わらない職人の技で一つ一つ丁寧につくられています。
ネット販売もやっており、いつでもどこでも前畑点心堂の味が楽しめます。
豆板作り体験
豆板
今回は栃の実煎餅ではなく、豆板というお菓子作りを体験させていただきました。
まず初めに豆板とは、煮た砂糖のなかに炒った大豆を入れて固めたものをいいます。大豆だけでなく、小豆、斗六豆(白インゲン)、黒豆、ピーナツなど、色々な豆が使われています。
作務衣を着ていざ作業場へ!
前畑さんより作務衣をお借りして実際に煎餅などを作られている作業場に入らせていただきました。
作務衣を着ている前畑さんは普段の5割増しでかっこよかったです!(※ 普段も十分男前です!)
砂糖で煮た豆を型枠で形を整える!
砂糖と豆(今回はピーナッツでした)を鍋で十分に熱し、全体がなじむまで絡めた後、冷めないうちにプレートに1個分ずつ分けていき、砂糖が固まらないうちに丸い型枠をあてながら、さらにヘラで形を整えていくという時間との勝負でした。
僕も一生懸命形を整えようとしましたが、なかなかうまい具合に丸くなってくれず、僕が1個の豆板を作る間に前畑さんは5個も6個も作っておられました。
作業中に手にアツアツの砂糖がつくときがあり、水膨れができるほど危険な作業なので十分注意しなければなりません。1回目は歪な豆板でしたが2回目はなかなかうまくできたと思います。
梱包作業!
形を整えたあと冷めて固まった豆板をいよいよ梱包する作業をやらせていただきました。
透明の袋に豆板を4個ずつ入れその袋を機械で接着します。さらにその袋2つを製品となる豆板のシールがはられた袋につめてまたまた接着し、最後に金色のバンドでとめて完成です!!(1袋8個入りになります)
完成した豆板を見て『よっしゃ!』と思わずいってしまうくらい、嬉しさが体からこみあげてきました♪
職業体験を終えて
今回、このような普段は体験することのない貴重な体験をさせていただき、前畑さんをはじめ、舩坂会員交流委員長、広報委員長である新井さん、本当にありがとうございました!
普段何気なく食べているもの1つ作るのに、こんなに手間がかかるとは思ってもいませんでした。僕自身もものを作るという点では同じ思いで日々精進しておりますが、改めてもの作りの大切さ、喜びを再確認させられました。
今回、前畑点心堂さんのお店の休みに合わせて体験させていただきましたが、作業中にお店の入り口を少しの間開けていたのですが、その少しの間にお客様がどんどんと店内にはいってこられて、ものの10分くらいでお店がお客様でいっぱいになるという嬉しいハプニングもありました。
(舩坂会員交流委員長がお客様の対応をしている姿が少しおもしろかったです)
その光景を見て、僕は前畑さんの長年積み重ねてきた信頼と実績を目の当たりにしました。
『お客様からの絶対の信頼』。この言葉の意味を今一度考えるいい機会でした。
またこのような機会があればやらせてもらいたいと思います。
最後に、自分が作った豆板を帰りに前畑さんからいただき、うちに帰ってから家族で食べましたがびっくりするくらいおいしかったです!
たべたことのない方は是非一度、前畑点心堂で豆板や栃の実煎餅など食べてみてください!
店舗概要
社名 | 前畑点心堂 |
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業務内容 | 菓子製造販売 |
住所 | 岐阜県高山市上二之町16 |
TEL | 0577-32-1066 |
URL | http://maehata.s27.xrea.com/ |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 木曜日(基本) |
今回のレポーター
会員交流委員会 鈴木拓也
社名 | 株式会社鈴木製畳 |
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住所 | 岐阜県高山市本町3-15 |
TEL | 0577-32-0909 |
URL | http://www.suzuki-seijou.co.jp/ |
次回第6回は、地域・OB交流委員会 古田雅人さん(株式会社 建築 雅)から、
渉外委員会 井辺義直さん(株式会社 ホテル高山 宝生閣)へのリレー紹介です。乞うご期待!