【2017年度 高山YEG 企業リレー】日進木工 株式会社 北村 卓也 × 有限会社 松林工務店 松林 良太

日進木工 株式会社 北村 卓也 × 有限会社 松林工務店 松林 良太

皆さまこんにちは!副会長の松林 良太です。
今回の会員企業リレー紹介は、広報委員会に所属しています「日進木工株式会社 北村卓也」君の会社へ取材させていただきました。

日進木工 株式会社とは

創業70周年を迎える日進木工株式会社です。
“飛騨の家具”は全国的にも有名な高品質の木製家具を生産し、全国へ出荷されています。
また近年は輸出のウェイトも増えてきました。日進木工の家具はモダンなデザインが特徴です。
約90名の職人が一生懸命、作った家具を是非、ご覧ください。

職業体験

今回の企業リレーは創業70周年を迎える日進木工です。
歓迎してくれる北村君、今日はよろしくお願いします。

取材リーダーの松林君が見当たりませんが、先に訪問させてもらいましょう!

ショールーム内のカフェスペースにて、日進木工の歴史などを教えていただきます。

ん?
なにやら視線を感じます。

なんと松林君!
本日はカフェのマスターとして登場です!

いらっしゃいませ。ご注文はいかがされますか?

そしてみんなのコーヒーを入れていただきます。

マスターありがとう。

さて、本題の企業見学です。
工場見学をさせてもらえることになりました。

論より証拠。
工場へ向かいましょう。

はいっ!!!

工場見学

広い工場内。

屋外には大量の木材が積み上げられています。

こちらの木材は1年から1年半天然乾燥しています。
手間はかかるけど、とても大切な工程です。

天然乾燥、人工乾燥を経てようやく家具に使える材料となります。

こちらは原木テーブルの天板ですね。
巨大な一枚板がずらり並んでいます。

20万円から300万円なんてものもあります。
飲食店経営者が購入しそうな勢いで北村君に質問しています。

では、工場内の見学にいってみましょう。

こちらの機械では、木材を蒸気で蒸しています。
椅子の背を作る工程だとか。

蒸気で蒸された木材はいとも簡単に曲がっていきます。

こんな風に、ね!(爆)

ということで、椅子作りの見学をさせてもらいます。

たくさんの職人さんがせっせと働いています。

1工程1工程を大切に、思いやりをもって作業しているのが伝わりますね。

それにしても職人さんってかっこいい!

こうして椅子のフレームが完成しました。

っとここで遅れて堀尾君登場!

こちらは椅子に塗料をスプレーする場所です。
せっかくなので送れてきた堀尾君にも活躍してもらいましょう!

プシューーー!!!

たくさんの職人さんのチェックによって高品質な椅子を作っています。
松林君も木材のチェックに挑戦します!

ほら!そこがそこが!
ここですか?ここですか?

なんとも微笑ましいです。

ジャジャーーーン!!!
こうして完成した椅子は受注から約1ヶ月で全国へ、そして世界へ出荷されていきます。
職人の皆様、ありがとうございました。

ショールームに戻って思い思いに完成した家具を見ていきます。
それにしても座り心地の良い椅子です。

松林君もほら、あんなにも・・・。

いやー完成までの工程を見学させてもらってから座ると、また一段と気持ちよく座れる椅子だと感じられますよ。

このロッキングチェアうちのリビングに合いそうだな。

ん~ごくらくごくらく。

この椅子は座り心地だけでなく、その軽さも人気の秘密なんです。
3.4キロと、とっても軽量に作られています。

ほ、ほんとだ!

僕が力持ちなわけじゃなく、小指一本で軽々と持てる重量ですよ!

ほら!
小指一本で!
ね!

こちらのショールームにはキッズスペースもあります。

松林君と水野君もついつい童心に帰っちゃってますね。

今回は創業70周年の日進木工、北村君に案内をしていただきました。
ありがとうございました。

体験を終えて

松林副会長 自身が体験して思ったこと

私の中で家具屋さんというのは、職人さんが一から手作業で、金槌や鑿(ノミ)、鉋(カンナ)などの道具を駆使して製作していくといった偏見がありました。ところが全くそれは180度覆され、その機械設備、作業工程、すべての事が私の想像を遥かに超えていました。しかしながらその中でも何よりも、その卓越した技術を駆使して家具を作り上げていく職人さんの技術・姿勢には飛騨の匠としてプライドが犇々(ひしひし)と伝わってきました。特に飛騨の曲木の技術を間近で拝見させて頂いたことは、今までに味わったことのない感動を覚えました。その技術、圧巻でした…。

そして、日進木工様の家具をその場で購入できる新しくリニューアルされたショールームは、お客様が時を忘れてゆっくりと飛騨の家具をご覧になれる空間でした。洗練された社屋、整理整頓が行き届いているきれいな工場内は、日進木工様の、飛騨の家具の品質の良さそして伝統が守られ続けている事を裏付けているのだと感じました。工場見学させて頂く中で、文化財修復中の建具も拝見させて頂き、多岐に渡り事業を展開し続けている日進木工様の革新も見受けられました。

また取材中、北村会頭にもお会いでき歓迎して頂きました。社員の皆様と同じ服装で見回りをしているお姿を拝見させて頂きましたが、どこかほっこりさせてくださる、そんなあったかい気持ちになりました。

木のぬくもり、そして何よりも北村斉社長様、北村卓也常務様のお人柄、温かさを感じさせてくれる、更には社員の皆様が生き生きと、飛騨の匠として誇りをもって働いてみえる、そんな社風を感じさせて頂きました。

70年そして100年続く企業に向け日々進化を続ける日進木工様は、飛騨を代表する魅力的な企業だと、私は確信しました。
貴重な体験をありがとうございました。

日進木工 株式会社

概要

住所〒506-0004 岐阜県高山市桐生町7丁目78
TEL0577-34-1122
URLhttps://www.nissin-mokkou.co.jp/

今回のレポーター

副会長 松林 良太(有限会社 松林工務店)

住所〒506-0825 岐阜県高山市石浦町9丁目65
TEL0577-34-2329

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