キープワン 長瀬 和宏 × 株式会社エプラスフーズ 坂之上 雅臣
皆さんこんにちは。
2014年度高山商工会議所青年部会 広報委員会 キープワンの長瀬 和宏です。
会員企業リレー第8回目にご紹介させて頂きますのは、株式会社エプラスフーズ 製造係長であります部内活動委員会 坂之上 雅臣さんです。
エプラスフーズとは
1990年設立。本社は石浦町ですが、みなさんも見たことがあるのではないかと思いますが、江名子町の山王トンネルを抜けて市街側に少し行ったところに江名子営業所(工場)があります。そこで全国のホテル・旅館などプロ相手の食品づくりをされてみえます。
今回はその江名子営業所で体験をさせていただきました。
食品づくり体験
白衣に着替えていざ工場へ
マスクをし、ネットの帽子をかぶり、その上にさらに帽子。白衣の上に黄色のまえかけをしました。靴をはきかえ、白衣にコロコロ(粘着クリーナー)を使い入念にほこり取り。そして工場に・・・。
消毒・消毒・消毒
工場の扉を開ける前に、手洗い→消毒。ここまでは想像どおりでした。
しかし工場に入ってからまたすぐに消毒。作業室に入ってからまた手洗い→消毒。手袋をして食品をかまう前にまた消毒。“ここまでしなくてはならないの?”と正直思いましたが、エプラスフーズさんの食の安全に対するこだわりが伝わってきました。
ゆず松葉づくり体験
入念な消毒のあと坂之上さんの指導の下で、“ゆず松葉”づくりを体験。
10㎝×25㎝ほどのひとつのゆず松葉を型から取り出します。金型を使ってまず長細く3本に切り分けます。違う型を使い長細いのを斜めに切り10個に切り分けます。
そして松葉状の楊枝を刺し完成。食品であることと、柔らかい商品なので非常に気を遣いました。
季節により製造するものも違うそうですが、エプラスフーズさんではこのような商品を約100種類作っています。
HPに取扱商品が載っていますがどれも業務用に見えない繊細な商品ばかりで、エプラスフーズさんの技術力の高さが感じられました。
春の商品も
12月に体験させていただいたのですが、作業室では早くも春の商品の試作“一輪桜”が作られていました。
坂之上さんによれば、今からサンプルを作って1月ぐらいに注文をもらわないと春に間に合わないとのことでした。
実は私が扱っているスキー用品も夏までに注文をしていただかないと冬に間に合わないものもあり、共通するところがありました。
職業体験を終えて
食品を扱うのだから、安全管理は当然と思っていましたが、前述したとおり素人では想像もしていないくらいの対策をしてらっしゃいました。
作業室内も広いのにかかわらず、日光が入ることはなく小さいストーブがあるだけ。夏は逆にエアコンを効かせ温度が上がらないようにしているそうです。
これらのことが「食」を口にする私たちの安心につながっているのだと痛感しました。
工場内は整理整頓が行き届いており、作業効率もいいと思います。見習わなければと感じました。
エプラスフーズさんの食品は、流通を経て全国のホテル・旅館などで提供されます。みなさんもビジネス・旅行などで泊まられる際は気にかけてみてください。
株式会社 エプラスフーズさんのHPはコチラ ⇒ http://www.eprasfoods.com/
(取扱商品(例)は、季節を感じられる繊細な商品が多く見てるだけでも嬉しくなりますよ。)
株式会社エプラスフーズ 概要
会社名 | 株式会社エプラスフーズ |
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業務内容 | 業務用加工食品の製造 |
住所 | 【本社】岐阜県高山市石浦町6丁目416番地8【営業所】岐阜県高山市江名子町517番地1 |
TEL | 0577-35-1858 |
FAX | 0577-35-1538 |
URL | http://www.eprasfoods.com/ |
epf@eprasfoods.com |
今回のレポーター
広報委員会 長瀬 和宏
社名 | キープ ワン |
---|---|
住所 | 岐阜県高山市石浦町9-145 |
TEL | 0577-36-0008 |
URL | http://www.keep-one.com/ |
ご好評でした「会員企業リレー紹介」は次回で今年度の「最終回」となります。
最終回は、部内活動委員会 森下憲一さん(有限会社 森下商事 北陸富山 回転寿司 かいおう 飛騨高山店)から、監事 永田誠人さん(理容 飛騨)へのリレー紹介です。乞うご期待!