【2022年度 高山YEG 会長挨拶】河上 祐治

【2022年度 スローガン】結(ゆい)〜人と繋がり、未来を創る〜

所信

2022年度 高山商工会議所青年部会
会長 河上 祐治

はじめに、高山商工会議所青年部会第35期会長を務めるにあたり、会員の皆様にお引き立てを賜りましたことに御礼と感謝を申し上げます。

さて、新型コロナウイルスの感染が始まってから、すでに2年以上の月日が経ちました。世の中ではワクチン接種が進み、治療薬の開発も進んでいるということにより徐々にではありますが希望の光が見えてきております。

しかしながら、新型コロナウイルスがもたらした傷跡は大きく、今もなお様々な業種に多大な影響を及ぼし続けております。自企業の存続の為に奮起してきた2年間。これを支えてくれたのは政府や地方自治体による補助金制度や様々な支援策でした。

我々は今、感染防止と社会経済活動を高次元で両立するという新たなステージに向かっております。この非常に難しいある意味矛盾と思えるような究極の課題に直面し多くの企業が苦しい企業経営を続けています。

しかし様々な補助金制度・支援策を活用することによって、業態変更やビジネスモデルの転換等、新しい事業に挑戦しやすい環境が整っている状況でもあります。志を同じくする仲間と共に、きちんと理解し活用できるところは積極的に活用し、この辛い時代を乗り越えていきたいと思います。
人の活力が企業の活力に繋がり、企業の活力が私たちの住む街の活力に繋がる。まだまだ先の見えない情勢ではございますが、一人一人が前を向いて歩みを止めないことが長いトンネルを抜ける一番の近道と信じ共に頑張ってまいりましょう。

さて、新型コロナウイルス感染症は高山商工会議所青年部会(以下高山YEGと称する)においても我々から交流の場を奪うという大きな影響を与えました。2020年度は半期の活動休止、2021年度も一時期は対面での会議の禁止や飲食を伴う事業、対外との事業の中止といった制限を設け、当初から計画した活動が出来ませんでした。こんな時代だからこそ人と人との繋がりをより太く強く結ばないといけないと考えております。

スローガン【結(ゆい)】とは、生活を維持していく為に共同作業を行うこと、もしくはその為の相互扶助組織のことを意味しています。私にとって【結(ゆい)】という言葉が意味するもの。それは高山YEGの会員の皆様がお互いに助け合い、協力し合う相互扶助の精神の上に成り立つ活動でありたいと考えております。そして2021年度野中会長のスローガン「繋(きずな)」という文字をサブタイトルに掲げさせていただき、2021年度が2020年度の想いを共に受け継いで活動したように、今年度も2021年度の想いを引き継がせていただき、人と人との繋がりが多くの新しい可能性に繋がるように2021年度の思いと共に会員の皆様と前を向いて歩みを止めず1年間歩んでいきたいと思っております。

今年度、私として最優先していきたいことは単会内の繋がりを強化すること、そして高山YEGのブランド力が向上することであり、この2点を活動の柱として行ってまいりたいと考えております。また県連会長輩出単会として県連会長を会員全員で応援していきたいです。

まず1つ目の柱として掲げた「単会内の繋がりの強化」についての想いです。昨今では感染防止を徹底する為にオンラインの活用により、会わなくても様々な議題や事業を進められるようになりました。しかし、話し合いとなるとどうしても違和感があります。会員皆様には一つでも多くの委員会や事業に参加し、一人でも多くの会員と関わって欲しいです。何かを共に考え、共に形にするための時間が委員会メンバー同士を強く結びます。考えてくれた事業に参加し共に学び、共に笑うことで会員同士が繋がります。せっかく高山YEGに入会したのであれば仲間と共に同じ時間過ごし、強い絆を築いていきましょう。

もう1つの柱である「高山YEGのブランド力の向上」についての想いです。事業やYEG活動を通じて地域社会の発展に貢献することにより地域から認められる団体、高山YEGに入会している会員が誇れるような団体にしていきたいと考えております。

最後に「県連会長を会員全員で応援」についての想いです。今年度高山YEGから岐阜県商工会議所青年部連合会の会長を輩出しています。高山YEGを代表して岐阜県を引っ張ってくれる会長の姿を一人でも多くの方に見ていただきたいと考えております。岐阜県連とはどういったものかを直接見て感じていただくことが、高山YEGの未来を創っていくことに繋がっていくと考えております。

今年度もコロナ禍ということもあり活動が制限される可能性がありますが、一つでも多くの事業を通じて会員同士が繋がり、その繋がりにより出来た絆は人と人だけを結ぶだけではなく、企業と企業を結び、相乗効果を生み地域の活性へ結びつく。それが明るい未来を創っていくと信じております。

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